申如録

日常生活で考えたことなど

古典を読む

 

30年の長きにわたる平成も終わり、令和初の年明けを迎えました。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

 せっかくなので、なにか新しいことを始めてみたくなりました。私にできることは多くありませんが、本と中国語に少しだけ触れたことがあるので、中国の古典を自分なりに読み解いて、ブログにつらつら書き残してみようと思います。

 今まで数多くの方が翻訳してきた古典を、今さら専門家でもないわたしが翻訳することに何の意味があるのか、とも思いましたが、いざ古典を読んでみるとこれまでの解釈に疑問を持つこともしばしばあり、またこれまでの翻訳はほぼ紙媒体なので、わたしなりに読み解いた古典をインターネット上に掲出することは、まったくの無意味ではないだろうという結論になりました。

 古典を読み解くにあたっては、スマートフォンで隙間時間にも読めるようにできるだけわかりやすい表現で、なおかつ単なる一般論に終始するのではなく、わたし自身が納得できるよう読んでいきたいと思います。第一弾は、「最上至極宇宙第一の書」(伊藤仁斎)こと『論語』を扱います。掲出開始は、一月中を予定しています。